モッコウバラ(木香薔薇)
今、我家の庭では『モッコウバラ』がきれいに咲いています。
黄色の小さい花がいっぱいでとてもかわいいです。
今回は、そんなモッコウバラについて調べてみました。
モッコウバラとはどんな花?
モッコウバラは、日本の伝統的な庭園や寺院でよく見かけられるバラ科の植物で、その美しさや繊細な香りで古くから親しまれる中国原産の常緑低木、一季咲きのつるバラです。
日本には江戸時代に黄色の八重咲き品種が渡来し、和名はインド原産の植物からとれる芳香剤の「木香(モッコウ)」の香りに似ていることからつけられたといわれています。
他のバラが開花する前の4~5月に真っ先に先陣をきって咲かせるモッコウバラ。
枝にはトゲがなく、春一番に白かカスタードクリームのような淡い黄色の小さな花をつけ、直径2~3cm程度の小ぶりな花を、枝の先に5~10輪くらい房のようにたくさん咲かせ、優しい香りを漂わせます。
特に、白い花の方が強い香りを放ちます。
モッコウバラは非常に強健で、病害虫の被害の少ない育てやすいバラで10mくらいにまで生長します。
モッコウバラの花言葉は?
- 純潔
- あなたにふさわしい人
- 初恋
- 幼いころの幸せな時間
- 素朴な美
モッコウバラはポジティブな花言葉ばかりなので、黄色い花束をプレゼントしたいときにおすすめです。
モッコウバラの育て方のポイントは?
モッコウバラは、日陰でも育ちますが日当たりのよい場所で育てると花つきがよくなるため、日当たりがよく風通しの良い場所で育てるのが良いです。
ただ、寒さに弱いため寒冷地での栽培には向きません。
春か秋が植え付けの適期で、春と秋に堆肥や有機肥料を与えることで、栄養を与え花を豊かに咲かせることができます。
また、モッコウバラは成長が早いので成長しすぎると栄養を奪われてしまうことがあります。成長しすぎたときは、摘芯や剪定を行うことで栄養のバランスを調整することが大切です。剪定は、花が咲き終わった後に行い、長く伸びた枝を切り戻して整えると良いです。適度な剪定を行うことで、花をより美しく咲かせることができます。
モッコウバラの花
モッコウバラは、美しい花と香りで多くの人々を魅了し、日本の伝統的な庭園や寺院などでよく見かけるため、日本の文化にも深く根付いています。
また、育て方も比較的簡単で、日当たりがよく風通しの良い場所で育て、適度な剪定を行うことで美しい花を咲かせることができます。
モッコウバラは1つの花は小さくてかわいいですが、まとまっていっぱい咲くのでとても華やかできれいです😊